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ミラクル市川

「ミラクル市川」石碑に刻む  市川高校野球部の活躍を伝える記念碑

 市川三郷町の県立市川高校野球部の活躍を伝える記念碑が、同町の宝寿院に完成し、1日に公開された。
記念碑を建てたのは、同校野球部OB・塚原光彦さんの妻、弘子さん(77)。塚原さんが今年1月に76歳で亡くなった後、同校元野球部長で宝寿院住職の広瀬義仙さん(75)に相談し、野球部の活躍を伝える記念碑を設置した。
 市川高校野球部は、春夏合わせて計5回甲子園に出場。初出場した1991年の春の大会では、2回戦と準々決勝で逆転勝ちでベスト4に入り、「ミラクル市川」と呼ばれた。
 だが、市川高は2020年、峡南高校(身延町)と増穂商業高校(富士川町)と統合され、106年の歴史に幕を下ろす。そのため、野球部の歴史を後世に伝えようと記念碑を設置した。
 石碑には、市川高の校訓の「敬愛自尊」の文字と、甲子園での戦績が刻まれている。弘子さんは「市川高がなくなっても、ミラクル市川と呼ばれた野球部の歴史は残したかった。記念碑を見て、今の野球部の選手にも頑張ってほしい」と話している。資料;読売新聞

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