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竜電の化粧回し印伝

竜電の化粧まわしは印伝で制作

  大相撲で初の幕内昇進が決まった甲府市出身の竜電の新しい化粧まわしが、鹿の皮を加工した伝統工芸「甲州印伝」で作られることがわかった。
相撲博物館によると、化粧まわしが絹織物以外で作られるのは極めて珍しいということです。
26日発表された大相撲初場所の番付で、甲府市出身の竜電は山梨県出身としておよそ30年ぶりに幕内昇進を果たした。
これを受け、竜電の後援会は初場所に向けて、土俵入りなどに使う化粧まわしを、鹿の皮に漆で模様をつける山梨の伝統工芸「甲州印伝」で新たに作り、竜電に贈ることがわかった。
化粧まわしは黒に染められた皮の上に、竜電のしこ名にちなんだ竜のうろこ模様が漆で描かれ、うろこで身を守り、昇り竜のように昇進してほしいという願いが込めらる。
東京・墨田区の相撲博物館によると、化粧まわしは西陣織や博多織などの絹織物で作られることが多く、印伝の化粧まわしはきわめて珍しいという。
化粧まわしを制作する甲府市の会社の上原伊三男専務は「化粧まわしの素材を作るのは初めてですが、竜電が勝てるよう願いながら作ります」と話していた。
竜電の新しい化粧まわしは来月14日の初場所初日の前にお披露目される予定だ。


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