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太陽光発電

北杜市に太陽熱発電 東京工業大が実験施設計画

   昨年、本誌で明野町が日本一長い日照時間であると紹介したが、今度は太陽熱でタービンを回し発電する太陽熱発電研究施設が、北杜市で計画されているとのこと。この種の装置はもちろん国内では始めてで画期的だそうだ。
新方式での発電システムを開発した東京工業大を中心とした研究チームが、日本一の日照時間があるとされる太陽光確保に適した北杜市の条件で、実証研究を行う。
建設に向けた具体的な計画はこれからだが、白倉政司市長は「太陽熱発電は、エネルギー対策として話題となっている。市としても積極的に対応したい」と話している。
研究チームが開発した新方式は、発電コスト低減を可能にした多重リング型ビームダウン式集光システム。太陽光を、地表に設置した鏡と、高さ約20メートルのタワー先端の鏡とで2度反射させ、再び地表の集光装置に集める方式。
集まった熱で装置内の蓄熱材を500~千度程度まで加熱し、その熱で水蒸気を発生させ、タービンを回して発電する。最大出力約300KW。
北杜市は、昨年3月から計画を指導する東工大の玉浦裕教授と協議を進めてきた。今後、研究施設の建設地選定作業などを行っていく。建設費は15億円程度を予定している。
国内での大規模太陽熱発電プロジェクトは1981年に香川県での試みがあったが、採算性の面などから断念して以来約30年ぶり。玉浦教授は「夜間でも稼働でき、発電中に二酸化炭素を排出しないのが魅力。国からの予算獲得を視野に、実現できるように取り組んでいきたい」と話している。
この研究設備が完成した暁には北杜市は「太陽熱発電のホクトシ」として全国から脚光を浴びるだろう。
(北杜市は2004年11月 明野村、須玉町、高根町、長坂町、大泉村、白州町、武川村、小淵沢町が合併して人口約50,000人)

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