
甲府工・前田監督「1勝で自信」
甲府工の再建を託されたのはコーチを務めてきた前田芳幸監督(40)だ。昨秋の県大会では帝京三に4-5で敗れ初戦敗退。直後に石合不二夫前監督(52)が退任、チームを引き継いだ。指揮官は同校野球部のOB.1993年夏、元楽天の山村宏樹投手(39)を擁し5度目の選手権に出場した際には主将を務めた。「伝統ある学校。軽い気持ちで引き受けられる話ではなかった」着任当時を振り返るが「自分もここで野球を学び」甲子園に行くことが出来た。
恩返しのつもりで精いっぱいやりたい」と話した。2014年春異動で甲府工に着任、1年半での昇格となったが「教える事も選手との接し方全く変えていない」と明かす。「簡単な事こそ丁寧に、というのは私の恩師でもある原初也元監督から続く伝統。この冬も振り込みや体作りなど基盤から徹底。接戦に強い甲府工の野球を作っていきたい」と意気込む。初戦の相手は身延「1勝」することで自分も選手も自信につなげたいですね」と前田監督。2006年夏以来となる甲子園へ白星をつみかさねる。資料:スポーツ報知
北麓球場にて(2016/4/23写す)

