

来年春の公立高校を卒業予定の生徒の就職内定率はことし10月末の時点で81.6%となり、この時期としては22年ぶりに80%を超えたことが県教育委員会のまとめでわかりました。
県教育委員会によりますと、来年春に県内の公立高校を卒業する予定の生徒は6,191人で、就職を希望している生徒は10月末の時点で1,204人でした。
このうち就職先が内定している生徒は983人で、就職内定率は81.6%と去年の同じ時期に比べ5.7ポイント高くなりました。
10月末の時点で就職内定率が80%を超えるのは平成6年以来、22年ぶりです。
就職内定率を学科別にみますと工業科が去年の同じ時期より6.7ポイント高い、92%。
総合学科が3.9ポイント高い、83.7%、商業科が0.6ポイント低い、83.3%などとなっています。
県教育委員会高校教育課は「企業の採用意欲が盛り返していることなどから第1希望に内定した生徒が多いと考えられる。

