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村山六ケ村堰疎水

北杜市の村山六ケ村堰疎水、世界かんがい遺産に

 北杜市は9日、市内の農業水利施設「村山六ケ村堰疏水(せきそすい)」が「世界かんがい施設遺産」に登録されたと発表した。1千年の歴史があるという湧水(ゆうすい)を使った水利施設で、急傾斜地での工夫や長期にわたる運営管理が認められたという。県内からの登録は初めて。
 国際かんがい排水委員会(本部・ニューデリー)が田畑へ水を引き込む歴史への理解を深め、施設の保全につなげようと、歴史的、技術的、文化的に価値ある施設を登録する制度。2014年に始まった。
 村山六ケ村堰疏水は、標高600~1000メートルに広がる約550ヘクタールの田畑を潤す全長約16キロメートル。標高約1200メートルの千条の滝や吐竜の滝などを水源とし、水路橋などで谷を超え分水されて田畑に導かれる。現在は農業用水を中心に、生活用水や小水力発電でも利用されている。資料;朝日新聞

 12281  八ヶ岳の麓、北杜市方面。

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