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ちょっくらよっていけし   

オルゴールの贈り物

51年間、オルゴールの贈り物、匿名の女性から盲学校生に。 

昭和40年から毎春、山梨県立盲学校(甲府市)の卒業生に匿名の女性から届けられるオルゴールのプレゼントである。
今年も5人の卒業生がオルゴールを受け取った。
卒業生は「重みを感じる。この重みに負けないよう頑張りたい」と決意を新たにしていた。
オルゴールに添えられたメッセージには「一女性」とあるだけ。
オルゴールのプレゼントは今年で51回目だ。
40年から半世紀もの間一度も途切れたことはなく、生徒たちはオルゴールをもらうことで、巣立ちの喜びを実感している。
例年この時期に電話があり、式の日と卒業生徒数を伝えると、今月もタクシーでオルゴールが同校に届けられた。
経緯は昭和39年2月にさかのぼる。
同校高等部専攻科の男子生徒がJR甲府駅前で大切にしていたクラリネットを紛失したことが新聞で紹介されると、匿名の女性から真新しいクラリネットがプレゼントされた。
オルゴールのプレゼントはこの翌年から始まった。
当時のプレゼントには「クラリネットのことをきっかけに、盲学校のみなさんの日々の努力を知りました。
社会の荒波にもまれ、悲しいこと、苦しいことがあったとき、この小箱(オルゴール)をあけて聴いてください」のメッセージが添えられていたという。
資料:産経新聞 

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心が温まる善意をご紹介しました。(-_-)



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