

てんぐやおかめなどの面をかぶった道祖神が新婚家庭で奉納金を求めて暴れ、子孫繁栄と家内安全を願う奇祭「オカタブチコ」が13日、行われた。
向原地区に伝わる小正月の伝統行事。地元の中学生数人が扮ふんした道祖神は、新婚夫婦の家庭を訪れ、奉納金の入ったのし袋を受け取った。しかし、のし袋をのぞいて無言で首を横に振り、金額が少ないために怒った様子を見せて、のし袋を載せたお盆ごとひっくり返し、床を木の枝で繰り返したたく。夫婦の親戚が奉納金を2回追加すると、道祖神はうなずいて受け取り、木の枝で夫婦をおはらいして引き揚げた。
資料;読売新聞


