

中日本高速道路などは24日、整備を進めてきた中央自動車道「笛吹八代スマートインターチェンジ(IC)」(笛吹市八代町南)について、3月26日午後3時に供用を開始すると発表した。スマートICは有人の料金所がなく、自動料金収受システム(ETC)搭載車だけが利用できる。県は一日当たりの上下線の利用台数を計2200台と見込んでいる。
スマートICは一宮御坂IC-甲府南IC間に設置される。平成24年に事業化が決定し、27年8月に着工した。総工費は34億6千万円。
ゲートは計4基。上下線ともに乗り降りができ、いずれも県道につながるアクセス道路が整備された。
後藤斎知事は「ICの完成による利便性向上で、観光客の増加、農産物の販売促進や、東南海地震などの大災害時の防災機能が向上する」とのコメントを発表した。県ではこのほか、高度医療機関への救急搬送や新たな企業誘致の促進などを期待している。資料;産経新聞

