

武田家が躑躅(つつじ)ケ崎に館を開いた1519年から500年となる平成31(2019)年に向け、甲府市などが取り組む「こうふ開府500年」事業のロゴマークとキャッチフレーズが27日、実行委員会(会長・樋口雄一市長)の総会で決まった。開府500年の31年1月1日まで500日を切る今年8月にカウントダウンイベントを行うなど、新年度事業も了承された。開府500年の取り組みがいよいよ本格化する。
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ロゴマークは125人が計219点を応募。最優秀賞は東京都千代田区、須賀裕明さん(55)=応募当時=の作品に決まった。武田菱を水引きの結び目とし、人や心の結びつきを表現。5本の水引きで甲府の現在、過去、未来と伝統、豊かな自然を示したという。
キャッチフレーズには、235人の計610点から東京都世田谷区、保岡直樹さん(46)=同=の「つなぐ歴史 かがやく絆 こうふ開府500年」が最優秀賞に選ばれた。賞金として須賀さんに5万円、保岡さんには3万円が贈られる。いずれも実行委に申請すれば、みやげ物の包装紙などに無料で使える。
新年度事業のうち、500日のカウントダウンイベントは館跡に建つ武田神社(甲府市古府中町)で行い、戦国時代の甲府をアピール。境内にカウントダウンボードも設置する。300日前にあたる来年3月には、舞鶴城公園で江戸時代の甲府を伝えるカウントダウンイベントも行う。資料;朝日新聞

