

高齢ドライバーに目立つアクセルとブレーキの踏み間違えによる急発進を防止する装置の販売が好調だ。カー用品販売・整備のオートバックスセブンの山梨県内5店舗では、昨年11月発売の新商品が一時、品薄になるなど人気が続いている。県内最大店舗のスーパーオートバックス甲府(甲府市国母)では、発売当初、月間数台の販売だったが、今月は入荷も増え、初めて2桁台に乗る見込み。「高齢者の事故防止に役立てば」と販売を強化する方針だ。
新商品は、カー用品メーカーのミラリード(東京都港区)が開発した「ペダルの見張り番」。オートバックスセブンが全国約600店で販売。エンジンの空気吸入口の弁が電気制御方式の車種が対象。主に5~6年前までに販売された国産車約100車種に後付けで装備できるという。価格は取り付け工事費を含め4万3198円(税込み)。
急加速防止機能は、停止時と時速10キロ未満の低速時に、アクセルが急激に踏まれた場合、見張り番が車両の車速信号を検知、急発進を電気的に制御する。アクセルとブレーキが同時に踏まれた場合、ブレーキ動作を優先させる機能もある。資料;産経新聞

