
山梨リニア実験線 走行200万キロを突破
JR東海の山梨リニア実験線(笛吹市―上野原市、42・8キロ)で、リニアの走行距離が14日、200万キロを突破した。1997年の試験開始以来、大きな事故はなく、2027年の東京―名古屋間の開業を目指している。
本格的な走行は1997年4月3日、実験線のうち、先に完成していた都留市―大月市間(18・4キロ)で始まった。2013年には、実験線は現在の笛吹市―上野原市の42・8キロに延伸。15年に有人で世界最速の時速603キロを記録し、ギネス記録となっている。
耐久性を調べるために1日最長約4000キロを走行したり、高速で車両がすれ違ったりする試験を行ってきた。今年2月の国土交通省の実用技術評価委員会では、「営業線に必要な技術開発は完了」と評価され、営業運転のお墨付きを得た。現在は開業に向けて、乗り心地の向上や保守のコスト低減などのための実験を続けている。
試験は22年度まで行う予定で、JR東海の広報担当者は「今後もリニア技術のブラッシュアップに取り組む」と話している。資料;読売新聞
JR東海の山梨リニア実験線(笛吹市―上野原市、42・8キロ)で、リニアの走行距離が14日、200万キロを突破した。1997年の試験開始以来、大きな事故はなく、2027年の東京―名古屋間の開業を目指している。
本格的な走行は1997年4月3日、実験線のうち、先に完成していた都留市―大月市間(18・4キロ)で始まった。2013年には、実験線は現在の笛吹市―上野原市の42・8キロに延伸。15年に有人で世界最速の時速603キロを記録し、ギネス記録となっている。
耐久性を調べるために1日最長約4000キロを走行したり、高速で車両がすれ違ったりする試験を行ってきた。今年2月の国土交通省の実用技術評価委員会では、「営業線に必要な技術開発は完了」と評価され、営業運転のお墨付きを得た。現在は開業に向けて、乗り心地の向上や保守のコスト低減などのための実験を続けている。
試験は22年度まで行う予定で、JR東海の広報担当者は「今後もリニア技術のブラッシュアップに取り組む」と話している。資料;読売新聞


