

県立甲府工業高校(甲府市)が、県内で初めて文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」に指定された。指定期間は2021年度までの5年間。
20日には、県教育委員会で、守屋守教育長から同校の手塚幸樹校長に指定書が手渡された。
SPHは、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するために、先進的な取り組みをしている専門高校などを文科省が指定する制度で、2014年度に始まった。指定されると、文科省から補助金など財政支援が受けられる。指定期間は通常3年だが、同校は20年度に専攻科を開設するため、5年間となった。同校は、企業での実習や専門家の講義などを通して、地域産業を支える技術者を育成する。
また、県立甲府南高校(甲府市)と韮崎高校(韮崎市)、日川高校(山梨市)、巨摩高校(南アルプス市)、北杜市立甲陵高校は、科学技術分野で活躍できる人材を育てる文科省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に継続して指定された。このほか、SSHには、山梨英和高校(甲府市)が指定されている。
資料;読売新聞


