
甲子園で育成功労賞の表彰式 県内から甲府工の原初也さん
高校野球の育成と発展に貢献した指導者に贈られる「育成功労賞」の表彰式が15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、県内から甲府工の元監督の原初也さん(71)が受賞した。
自営業を営みながら、1985年に母校の甲府工の監督に就任した。選手を自宅に下宿させ、その後同窓会に頼んで寮を作ってもらい指導。「簡単なことを丁寧に」という信条を徹底させた。2010年に引退するまで約25年間に甲府工を春夏合わせて8度の甲子園出場に導いた。現在、甲府工を指導する前田芳幸監督(42)も教え子のひとり。
表彰式では、久しぶりに母校のユニホームに袖を通した。甲子園のグラウンドに立つのは、最後に出場した06年の選手権以来という。「今一番の願いは、教え子が監督を務めるチームでもう一度甲子園に行くこと。自分が監督のとき以上に強く思う。そのために、できるだけの協力をしたい」と話した。
高校野球の育成と発展に貢献した指導者に贈られる「育成功労賞」の表彰式が15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、県内から甲府工の元監督の原初也さん(71)が受賞した。
自営業を営みながら、1985年に母校の甲府工の監督に就任した。選手を自宅に下宿させ、その後同窓会に頼んで寮を作ってもらい指導。「簡単なことを丁寧に」という信条を徹底させた。2010年に引退するまで約25年間に甲府工を春夏合わせて8度の甲子園出場に導いた。現在、甲府工を指導する前田芳幸監督(42)も教え子のひとり。
表彰式では、久しぶりに母校のユニホームに袖を通した。甲子園のグラウンドに立つのは、最後に出場した06年の選手権以来という。「今一番の願いは、教え子が監督を務めるチームでもう一度甲子園に行くこと。自分が監督のとき以上に強く思う。そのために、できるだけの協力をしたい」と話した。


