

甲府市教育委員会は「第17回方代(ほうだい)の里なかみち短歌大会」の作品を募集している。同市右左口町で生まれた歌人、山崎方代を顕彰する全国的な大会。
市教委によると、方代は大正3年に生まれ、24歳で山梨を離れた。神奈川県鎌倉市に居を構えるまで各地で無頼の作歌生活を送っていたが、故郷への思いあふれる短歌を多く詠み、「望郷の歌人」といわれている。歌集「方代」など4歌集を作成し、昭和60年に71歳で死去した。
一般の部は1人2首、ジュニアの部は同1首まで応募でき、出詠料は無料。郵便、ファクス、持参、メールで応募する。10月2日必着。詳細は市ホームページ。問い合わせは(電)055・223・7324。発表は来年1月下旬ごろ。表彰式は同3月10日、中道公民館(甲府市下曽根町)で行われる。


