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アサリの消費額②

 海なし甲府市でアサリ支出が全国1位のナゼ 県の寿司店数もトップ ②

 「江戸時代から、腐らせずに甲府まで持って来ることができる魚介類が人気だった。それがアサリとマグロ。江戸時代は保冷技術が低いため、小さく痛みやすいカレイなどの白身魚は、甲府にはあまり入ってこなかったのではないか」という。、
「子供のころ、スーパーの店頭では大きな樽(たる)でアサリを量り売りしていた。戦前には『静岡から3時間で持ってきたアサリだよ~』とリヤカーに積んで売って回った人がいたと聞いている」と、市内で飲食店を営み、県内の歴史に詳しい塩沢孝二さんは語る。
甲府市相生の老舗鮮魚店「魚べん」には、店内にアサリを入れたボウルがあり、お客がポリ袋に好きな分量を入れる。これを量り売りしているという。同店の3代目、窪田徳夫さんは「甲府市民にとってみそ汁といえば、アサリ汁が一番人気」と指摘する。
家庭の食卓だけでなく、山梨独特の習慣も、アサリ消費の拡大に大いに貢献している。
「無尽会(むじんかい)」。もともと、仲間で資金を寄せ集めて積み立て融通し合う集まりをこう呼んだが、今では月1回程度、特定のメンバーで食事会や飲み会をすることを指す。甲府市内の小料理屋などでは「無尽会、承ります」という張り紙をよく見かける。
甲府市丸の内の小料理店「竹乃家」の店主、竹内通子さんは「お客さまが10人くらいで無尽会を開かれるときは、必ずアサリの酒蒸しを2、3皿注文されます」。
同店に来ていた70代の元会社員の男性は「甲府の人にとって、貝といえばアサリのことなんだ」と話す。家庭でも外食でも甲府市民は、たいそうアサリが好きなようだ。資料;産経新聞

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