
山梨県出身の元首相・石橋湛山の胸像と顕彰碑が完成して3年。
東京生まれの湛山は、父が旧増穂町の昌福寺の住職に就くのに伴い、1歳で甲府市に転居し、7歳から3年間、同寺に暮らしながら現在の町立増穂小学校に通った。
平和や自由主義を訴えた偉人と評されるが、町内には顕彰碑がなく、有志が実行委員会を作って町内外から寄付を募り、増穂小の校庭に胸像、昌福寺の境内に顕彰碑をそれぞれ設けることにした。
増穂小で行われた3年前の胸像の除幕式には、6年生の児童約100人も参加した。
あいさつでは、湛山の甲府一高の後輩にあたる実行委の長沢利久会長が「胸像ができたのも、湛山先生の傑出した人柄に人々が共感したからだ」と述べると、児童会長の青木大和君は「湛山先生のように立派になれるよう、大きな夢に向かって頑張ります」と誓った。
胸像は高さ82センチの青銅製で、湛山が感銘を受けた名言“Boys be ambitious”(少年よ、大志を抱け)が記された高さ145センチの台座に置かれており、柔和な表情ながらも威厳がある。
東京生まれの湛山は、父が旧増穂町の昌福寺の住職に就くのに伴い、1歳で甲府市に転居し、7歳から3年間、同寺に暮らしながら現在の町立増穂小学校に通った。
平和や自由主義を訴えた偉人と評されるが、町内には顕彰碑がなく、有志が実行委員会を作って町内外から寄付を募り、増穂小の校庭に胸像、昌福寺の境内に顕彰碑をそれぞれ設けることにした。
増穂小で行われた3年前の胸像の除幕式には、6年生の児童約100人も参加した。
あいさつでは、湛山の甲府一高の後輩にあたる実行委の長沢利久会長が「胸像ができたのも、湛山先生の傑出した人柄に人々が共感したからだ」と述べると、児童会長の青木大和君は「湛山先生のように立派になれるよう、大きな夢に向かって頑張ります」と誓った。
胸像は高さ82センチの青銅製で、湛山が感銘を受けた名言“Boys be ambitious”(少年よ、大志を抱け)が記された高さ145センチの台座に置かれており、柔和な表情ながらも威厳がある。

