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ちょっくらよっていけし   

伊勢神宮参拝(3)

“後期高齢者の伊勢神宮参拝” (3)

三日目の朝は少しゆっくりして再び近鉄特急で奈良に向かいました。
途中2回乗り換え意外と早く近鉄奈良駅に到着予定。
到着数分前に電車の左窓側の広場に平城京がぽつんと見えた。
近鉄電車が平城京の広場を横断していたのでもうすぐ奈良駅だとわかりました。
「奈良」の語源は諸説があるが、段差のある都を造成のため「地をならす」から「なら」という説もあると聞いたことがある。
だからいたるところに段差が見受けられた。
その一番高いところにきずいた寺が興福寺です。
残念ながら本堂を工事中だったので今回は行かなかった。

さて、ロッカーに荷物を預けて駅前のバス停から、まず大仏殿のある東大寺に行きました。
バスに乗ること数分、そこはもう多くの参拝客というか修学旅行の生徒達でひしめきあっていた。
門前の左側に広いバスの駐車場には、色とりどりのバスが止まっていて数の多さにびっくりしました。
一年中こんなにたくさんの観光客がここに来るのにはそれなりの訳があります。
奈良には国宝がいたるところあり、またそれが世界遺産に登録されている。
奈良時代に建立された歴史を誇る大仏殿がその一つだ。
間口57㎡、奥行50㎡、高さ48m木造建築では世界一。
その中に高さ15mの大仏さんが鎮座している。
それをひと目見るために国内はもとより外国からの観光客も半端ではない。

大仏殿から歩いて今度は春日大社に向かい約40分ほどで着きました。
つかれたせいか足取りは重くとても長く感じました。ここはタクシーは走れません。
ここに来るまでの参道には多くの釣灯篭や石灯篭が設置されて、すべて昔は庶民の寄進によるもので名前が刻まれていた。
途中雨が降り出したので早目に参拝を終わらせ、タクシーで近鉄奈良駅に戻り近くの繁華街「東向き商店街」に行ってみました。
名前がユニークだったのでそのいわれを聞いたら、興福寺にお尻を向けてはいけないので西側にのみ建物が建てられ全ての建物が東を向いていたそうです。
その後興福寺の勢力が衰退すると、通りの東側にも建物が建つようになったとのこと。

いよいよ帰路につくため神戸空港発16;10に乗るために逆算して近鉄奈良駅を13;00に出発することにしました。
西大寺駅で乗り換えて近鉄ー阪神直通電車三宮駅に向いました。
そし予定どうりに神戸を発ち茨城空港には17;25着。
途中空の駅「そらら」に立ち寄って家内は現実の世界に戻り食料品を買いあさってきました。
かくして後期高齢者の二泊三日、伊勢神宮参拝旅行は無事終わることが出来ました。
(終)

 5 大仏殿

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