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山梨有形文化財

有形文化財に身延「鰐口一口」

 山梨県教育委員会は22日、身延町伊沼の慈照寺が所有する仏具「鰐口わにぐち 一口いっこう」を県有形文化財に、北杜市の3か所の地区に伝わる「長坂三ヶ区の札番・水番制度」を県無形民俗文化財に指定すると発表した。
鰐口は拝殿の軒下につり下げられ、祈願や祭事の際、参拝客らが綱を引いて打ち鳴らす仏具。慈照寺の鰐口は明徳4年(1393年)に製造された。面径23・1センチの銅製で、表面は穏やかに盛り上がり、南北朝時代から室町時代初期頃の特徴をよく示しているという。現在は身延町歴史民俗資料館に展示されている。

北杜市の「長坂三ヶ区の札番・水番制度」は、「女取湧水」「三分一」「八右衛門出口」の三つの水源からなる用水路を、北杜市の長坂町長坂上条、長坂町長坂下条、長坂町渋沢の3地区の住民が、水があふれたり盗まれたりしていないかを当番制で巡回する制度。かつて水田を開発して稲作を行い、水不足に悩まされた3か所の地区が始めた制度だが、現在も続けていて、「地域の開発の歴史を現在に示しており、後世に残すべき貴重な風習」と評価された。
  

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