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ちょっくらよっていけし   

ブラックキング

名称決定 「果物の王様に」

 県果樹試験場(山梨市)が新たに開発した赤色系ブドウの名称が「ブラックキング」に決まった。新品種は大粒で糖度が高く、皮ごと食べられるのが特徴で、高級ブドウ「シャインマスカット」に並ぶ品種として期待されている。県農業技術課の担当者は「『キング』の名の通り、他品種に負けない果物の王様になってほしい」と話している。
 同課などによると、ブラックキングは、ピオーネなど2種類のブドウを掛け合わせ、約10年かけて開発された。1粒の重さは平均22グラムで皮離れが良く、甘さと酸味のバランスに優れている。高温でも皮の色づきが良く、温度が高いと色づきが悪くなる巨峰やピオーネの弱点を克服しているという。
 これまでに約7000本の苗木が農家に供給され、現在は試験栽培中といい、市場に出回るのは数年後になる見通しだ。

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