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ちょっくらよっていけし   

トラフグ養殖

トラフグ、年内の初出荷目指す 

 山梨県笛吹市春日居町寺本の水産養殖会社「勇華商事」の養殖場。二つのいけすに、体長約10センチのトラフグが7000~8000匹泳ぐ。順調にいけば体長約40センチ、重さ800~900グラムに成長し、年内にも山梨産トラフグの初出荷が見込まれている。 
 トラフグを養殖し地元の名物にしようと、同社や食品卸会社「甲信食糧」(同県中央市)、旅館組合などが「甲州トラフグ組合」を設立したのは2016年12月。県の助成金を受けて、17年7月から勇華商事社長の楊勇(よういさむ)さん(39)が養殖に取り組んできた。 
 楊さんは中国・天津出身。00年に来日し、山梨学院大(甲府市)で経営学を学んだ。06年に貿易会社を設立したが、魚に関わる仕事をしたいという思いがあり、約10年前に水産養殖業に業態を転換した。「海に面した天津は魚が豊富で、元々私は魚を食べるのが好き」と楊さん。

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