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ちょっくらよっていけし  村上博靱

山交電車「ボロ電」

甲府盆地走った山交電車「ボロ電」の歴史を学ぶ

   かつて甲府盆地を走っていた山交電車、通称「ボロ電」の歴史を学ぶ講演会が2月21日、甲府市で開かれました。
これは甲府市観光協会の研修の一環として開かれたもので、山梨交通の雨宮正英社長が「『ボロ電』と親しまれた山交電車の歴史」と題して講演しました。
ボロ電は1930年から32年間甲府盆地を走っていた山梨交通電車線の愛称で、雨宮さんは、資金難で苦境に立たされながらも県民の移動を支えた歴史を紹介しました。
また、ほとんどの車両を新車として購入していたため、「ボロ電」の愛称は社屋や駅舎が簡素だったために名付けられたのではないかと話しました。
スクリーンには、当時の駅舎や切符などが写し出され、参加者は古き良き時代を懐かしんでいました。

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