FC2ブログ

ちょっくらよっていけし   

下部温泉の歴史写真展

    戦国武将、武田信玄の隠し湯とも呼ばれ、身延町の山深い場所にある名湯として知られる下部温泉の歴史を振り返る写真展が、下部温泉郷にある博物館で開かれています。

身延町の湯之奥金山博物館で開かれている展示会では、大正9年に下部温泉に車が通れる道路が開通して去年100年となったことを記念して、地元の人たちが集めた写真およそ30点が展示されています。
このうち明治43年ごろから大正4年ごろにかけての写真では、年間およそ2万人が訪れていたという当時のにぎわいが分かります。
また、多くの客が降り立ってきたJR下部温泉駅の昭和2年当時の写真や、富士川を運行する船で訪れている人の写真、それに自動車が普及し車が乗り入れている旅館など、人々の訪問手段の変化も分かります。
この写真展は、身延町の下部温泉郷にある湯之奥金山博物館で今月31日まで開かれています。

PageTop