
古河市にある「KDDI八俣送信所」は国内で唯一、海外向けの短波放送を行っている送信所です。
敷地はおよそ100万平方メートルと、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積とほぼ同じ広さで、30本余りの鉄塔の間に導線が網状に張り巡らされたアンテナがヨーロッパや南米、南極大陸など世界中に短波を送信しています。
建物には電波を送り出す装置や電波の状況を監視する設備があり、異常が起きていないかなどを職員たちが24時間休みなく、チェックしています。
「短波」は周波数が3メガヘルツから30メガヘルツまでの電波で、上空と地上で反射を繰り返しながら伝わるため、送信した場所から遠く離れた地域でも直接受信できるという特徴があります。
海外向けの短波放送は、ケーブルや人工衛星などの設備が必要なく、受信できるラジオがあれば聞くことができるため、災害や戦争などの非常事態や情報インフラの整っていない発展途上国などでも日本から送信した情報を直接、得ることができる貴重な放送手段です。
送信所では昭和16年からこの短波を使って海外向けの放送を行っていて、NHKの国際放送「NHKワールド・ラジオ日本」の送信に使われています。
敷地はおよそ100万平方メートルと、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積とほぼ同じ広さで、30本余りの鉄塔の間に導線が網状に張り巡らされたアンテナがヨーロッパや南米、南極大陸など世界中に短波を送信しています。
建物には電波を送り出す装置や電波の状況を監視する設備があり、異常が起きていないかなどを職員たちが24時間休みなく、チェックしています。
「短波」は周波数が3メガヘルツから30メガヘルツまでの電波で、上空と地上で反射を繰り返しながら伝わるため、送信した場所から遠く離れた地域でも直接受信できるという特徴があります。
海外向けの短波放送は、ケーブルや人工衛星などの設備が必要なく、受信できるラジオがあれば聞くことができるため、災害や戦争などの非常事態や情報インフラの整っていない発展途上国などでも日本から送信した情報を直接、得ることができる貴重な放送手段です。
送信所では昭和16年からこの短波を使って海外向けの放送を行っていて、NHKの国際放送「NHKワールド・ラジオ日本」の送信に使われています。

