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南アルプス洋菓子

 南アルプス洋菓子1位。厚労省コンテスト。

南アルプス市特産のスモモなどを使った洋菓子「完熟フルーツギモーヴ」が、厚生労働省主催の地域ブランド商品のコンテストで優勝し、山梨労働局は16日、同市の金丸一元市長に表彰状を手渡した。
コンテストは、特産品を使った新商品を開発し、地域に新たな雇用を生み出すのが狙い。
市は今後、市内の洋菓子店にレシピを提供して製造・販売してもらい、市の名物菓子にするとともに雇用創出につなげたい考えだ。

優勝した洋菓子は、果物のピューレに水あめやグラニュー糖を混ぜ合わせ、加熱して作るフランスの伝統的な砂糖菓子。
マシュマロのような柔らかさで口の中で溶けだす食感が印象的。
スモモ、ユズ、キウイの3種類があり、いずれもフルーツの甘みと酸味が口いっぱいに広がる。
開発に取り組んだ同市地域雇用創造協議会の金丸祐子さん(40)は「フレッシュな果物のおいしさをストレートに感じてもらえるよう、加熱具合など試行錯誤した」と話す。

洋菓子は10月に都内で行われたコンテスト(食品部門)で、「果物がうまく活用され、原料の果物も買いたくなる」「誰でも食べやすく、洋風のもちのようで楽しい」などと評価され、全国から応募があった26商品の中で1位(グランプリ)に選ばれた。

市は今後、市内の洋菓子店などにレシピを提供し、市の名物菓子にしたいといい、市観光商工課は「洋菓子を通して、雇用に加え、果実そのものの販売促進や観光客の呼び込みにつなげていきたい」としている。

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