
川が氾濫しないようにとの願いを込めて女性の格好をした男性たちがみこしを担いで堤防を踏みしめて練り歩く伝統の祭り「おみゆきさん」が甲斐市で行われました。
「おみゆきさん」は甲斐市などを流れる釜無川が氾濫してたびたび水害が起きたことからおよそ1200年前に始まった祭りで、戦国時代には武田信玄が祭主となって川が鎮まるよう祈らせたといわれています。
祭りでは女性の神様を驚かせないよう男性が長じゅばんを着て女性の格好でみこしを担ぎます。
新型コロナウイルスの影響でことしは3年ぶりにみこしの練りが行われ、担ぎ手たちは「そこだい、そこだい」という独特のかけ声をかけながら、近くの三社神社まで堤防を踏みしめるように練り歩きました。
今日の一句; そこだいの 掛け声響く 長じゅばん


