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ちょっくらよっていけし   

ブドウ栽培支援ロボット

AI(人工知能)を搭載した「ブドウ栽培支援ロボット」の開発に、山梨大を中心とするコンソーシアム(共同体)が乗り出した。5年後の実用化を目標に、人手と経験を頼りにしてきたブドウ栽培の作業効率化や高品質化をめざす。

 農水省が進める実証プロジェクトの一環で、共同体には県内のメーカーや農事会社、県なども加わる。今月6日には、関係者が集まるキックオフミーティングが開かれた。

 高品質ブドウの栽培は細かい技術と人手が必要とされてきたが、農家の高齢化や担い手不足といった課題があった。そこで、「匠(たくみ)の技」とされる「房づくり」「摘粒」「収穫判定」の技術をロボットで代用するという。

 今年度から代表的な高級品種のシャインマスカット栽培で実験し、3年目には試作ロボットの運転、5年後には商品化をめざす。目標は全体の作業時間の25%削減のほか、手作業で育てられてきたシャインマスカットと同程度の「秀品率」の達成だ。
今日の一句; 夢でない ぶどう畑に ロボットが

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