
昨年4月に亡くなった俳優の柳生博さんが創業した山梨県北杜市大泉町のレストラン・ギャラリーの「八ケ岳倶楽部」で、柳生さんが愛したカタクリの花が咲き誇っている。
柳生さんは東京から現在の北杜市に移住し、自らの手で雑木林を作り、1989年に「八ケ岳倶楽部」を開設。自然の魅力を発信する拠点とした。
カタクリは柳生さんや家族らが30年以上前から雑木林に植え続け、数万株に及ぶ。家族によると、柳生さんは、亡くなる2日前、病身を押して庭に出て、カタクリの花をいとおしそうに眺めていたという。
今年は、例年より1週間以上早い3月下旬から咲き始め、今月中旬から見頃を迎えた。16日が一周忌ということもあり、柳生さんをしのぶ人びとが数多く訪れている。うつむいたような紫色の花は、あと数日は楽しめるという。(米沢信義)
柳生さんは東京から現在の北杜市に移住し、自らの手で雑木林を作り、1989年に「八ケ岳倶楽部」を開設。自然の魅力を発信する拠点とした。
カタクリは柳生さんや家族らが30年以上前から雑木林に植え続け、数万株に及ぶ。家族によると、柳生さんは、亡くなる2日前、病身を押して庭に出て、カタクリの花をいとおしそうに眺めていたという。
今年は、例年より1週間以上早い3月下旬から咲き始め、今月中旬から見頃を迎えた。16日が一周忌ということもあり、柳生さんをしのぶ人びとが数多く訪れている。うつむいたような紫色の花は、あと数日は楽しめるという。(米沢信義)

