FC2ブログ

ちょっくら よっていけし

https://mh182130.jp

山梨近代人物館

山梨の近代「偉人」関心高まる 近代人物館で紹介、県民性再発見も。
◆韮崎市出身の大村智さんがノーベル医学・生理学賞に決まり、同氏の“故郷への思い”が広く伝わったこともあり、地元出身の「偉人」に関心が高まっている。
県庁舎別館に今春できた「山梨近代人物館」では、第2回展示「世界をみつめた山梨の人々」が始まった。
時代に名を成した人々の発想や業績を知り、山梨の風土や県民性を再発見できる知的な楽しさにあふれている。
山梨近代人物館は、県内ゆかりの偉人50人を、半年おきに紹介していく。
現在は、元首相で少年期を現富士川町で過ごした石橋湛山や「赤毛のアン」の作者・村岡花子(甲府市)などに加え、知る人ぞ知る偉人も紹介している。

◆「郵便の父」
例えば、明治の内務官僚で郵便制度構築や富岡製糸場(群馬県)開設に関わった甲府市出身の杉浦譲
企画を担当する県立博物館の小畑茂雄学芸員は「前島密が“郵便の父”とされるが、実際に駅逓権正(えきていごんのかみ)として郵便局や切手を制度化したのは杉浦。
もっと知られていい」と話す。
同館は「甲州財閥と近代日本を築いた甲州人」を展示したが、阪急の小林一三(韮崎市)や東武の根津嘉一郎(山梨市)など鉄道の創設者を多く輩出している。
小畑学芸員は「山梨は山岳を背後に自然環境が厳しい。『機を見るに
敏』とされる甲州人が、『近代日本に何が必要か』を考えた結果だろう」と分析する。

◆大村氏に至る志
県内にはこうした施設がいくつかある。4年前開館したJR韮崎駅前の「市ふるさと偉人資料館」では、小林を常設展示する。
大村さんも帰省時にふらりと立ち寄るという。
同館の望月祐子さんは「一昨年、韮崎で育った作家の山本周五郎の特別展示を『ファンなんだ』と熱心に見ておられた」と振り返る。
笛吹市春日居町寺本の「春日居郷土館」では、旺文社を創設した赤尾好夫や戦後復興に貢献した小林中(いずれも石和町)ら5人を「笛吹市の歴史と偉人」として順次紹介する。
第1段が早川徳次(一宮町)。
早川は日本初の地下鉄を開業させたが、晩年は中央財界人を招いて地域を担う人材を育てようと、一宮に「青年道場」を構想した。
同市文化財課の内田裕一さんは「地下鉄工事の資金難など苦労も多かったが、あきらめない人。故郷への恩返しも忘れない人」と説明する。
ジャンルも時代も異なるが、大村さんの実績や言動と共通する「志」がみえてくる。
資料;産経新聞より。

PageTop