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甲州人国記(14)

甲州人国記  “財界甲州党の系譜” ⑦-1   昭和58年
                               
所得倍増論の池田勇人元首相とつながり、「高度成長の演出者」「裏の財界総理」といわれた石和町出身のコバチューこと小林中・元日本開発銀行総裁が一昨年死んだあと、甲州財界人の集まりである「山申(さんしん)会」の中心は、水上達三という格好になった。
「オレたちゃあ山ざるだ」の甲州人一流の自虐(ぎゃく)が命名の由来。
いま二十二人の会員の中には、土佐育ちで甲州へ婿入りした三菱電機会長の進藤貞和(72)や、芦屋育ちで甲州とは縁のない東宝社長松岡功(48)もいる。
松岡は、宝塚の創始者でアイデアの財界人だった韮崎市出身の故小林一三の孫だ。
メンバーの一人である阪急百貨店会長野田孝(81)も同郷の一三に目をかけられて育った。
戦前、小林中が山申会を作ったころの仲間、元海外電力調査会長・進藤武佐衛門(故人)の実弟が小淵沢町出身の関東電気保安協会理事長進藤一郎(72)、元日本郵船社長浅尾新甫(故人)の息子がニューヨーク総領事の浅尾新一郎(55)である。
水上らは月一回、築地の料亭「米田中」に集まり飯を食う。
世話人役が旧制甲府中同窓で水上と親しい日本信号会社元社長(現相談役)秋山つとむ(79)。
例会は四百回近く続いているというから、息は長い。
この山申会員に、東武鉄道のオーナー社長二代目根津嘉一郎(69)や、松屋百貨店社長をした三代目古屋徳兵衛(72)がいる。(敬称略)資料;朝日新聞 甲州人国記 “財界甲州党の系譜” ⑦ 昭和58年より

山梨郡正徳寺村→平等村(ひらしな)生れ。(現山梨市正徳寺、中心部の西方、笛吹川の右岸にあたる)
根津

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