市川三郷町の公園で色とりどりのぼたんの花が見頃を迎えている。
歌舞伎の市川團十郎家発祥の地で、記念碑が建つ市川三郷町の歌舞伎文化公園にはおよそ100種類、2000株のぼたんが植えられている。
ことしは、先週から咲き始めるとここ最近の暖かさで一気に咲きそろい、いま見頃を迎えています。
22日、公園には多くの観光客などが訪れ、色とりどりに咲いたぼたんをゆっくりと眺めながら散策を楽しんでいた。
園内の藤棚では垂れ下がるように咲いた薄紫色の藤の花が風に揺れる様子も見られ、満開のぼたんに彩りを添えていた。
ぼたんの手入れを担当している八木佳之さんは「最近の暖かさで花は平年並みになった。遅咲きも咲き始めているので今月いっぱいが見頃だと思います」と話していた。
富士五湖の周辺を最長で120キロ走るマラソン大会が21日開かれ、4000人余りのランナーが春の湖畔を駆け抜けた。
21日、富士五湖の周辺を会場に開かれた「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」は、富士五湖すべての周りを走る120キロのコースをはじめ、62キロのコースなど4つの種目に分けて行われ、今回、国内外から4000人余りが参加した。
このうち、富士五湖すべてを走るコースでは、まだ辺りが暗い午前4時に、およそ450人のランナーが富士吉田市の公園をスタートした。
ランナーたちは夜明けとともに目の前に広がる雪化粧の富士山に桜、輝く湖面など春の景色を楽しみながらコースを駆け抜けた。
甲斐善光寺(甲府市)は10日、今年度から約10年間かけて修繕を行うと発表した。
屋根の雨漏りが深刻になっており、夏頃から修繕へ向けた調査を始める。
修繕は1962年以来約60年ぶりで、2033年度までの見込み。
修繕期間中も参拝客は受け入れるほか、文化財の美術館などへの貸し出しも想定している。
昨日行なわれました。5回コールド勝
1 2 3 4 5 計
甲府工業 3 11 0 0 0 14
白根 0 0 0 3 1 4
3回戦 日大明誠 対 甲府工業 戦は4月28日(日)14:00から行われる。
富士山と朱塗りの五重塔、満開の桜を1枚の写真に収めることができる山梨県富士吉田市の絶景スポット「新倉山浅間公園」で、約650本のソメイヨシノが見頃を迎えている。公園では21日まで「桜まつり」を開催している。快晴に恵まれた13日、真正面にそびえ立つ雄大な富士山と眼下に広がる桜並木を一目見ようと、多くの観光客でにぎわった。展望デッキは混雑対策のため入れ替え制とし、1時間半待ちとなる盛況ぶりだった。
山梨県甲州市の出身で「天下の雨敬」「鉄道王」と呼ばれた明治の実業家、雨宮敬次郎(1846~1911年)の功績を紹介した漫画が完成した。
甲州市教育委員会が3000冊を製作し、市内の全小中学生に配布する。地元では「雨敬さん」と呼ばれ親しまれており、市は「数多くの功績を学んで将来へのヒントにしてほしい」としている。【野田樹】
敬次郎は、牛奥村(現甲州市塩山牛奥)に生まれた。行商から身を起こし、生糸の相場などで多大な利益を得た。
その後は事業で成功と失敗を繰り返し、欧米への外遊を経て鉄道など社会インフラ事業に力を注ぐようになった。
ハウスで栽培されたぶどうのことし初めての出荷作業が、17日、山梨市で始まった。ハウス栽培の「デラウエア」の初出荷が行われたのは、山梨市にあるJAフルーツ山梨の共選所です。出荷に先立って出発式が行われ、JAハウスぶどう部会の久保田健一部会長が、「フルーツ王国山梨に恥じないような出荷をしていきたいです」とあいさつした。JA全農やまなしによりますと、県内で栽培されているぶどうの中で一番早い出荷だということで、検査の担当者が、収穫されたおよそ350キロのぶどうの色づきや房の形などを注意深く確認しながら、箱に等級を示すスタンプを押していた。JAによりますと、ことしも例年と同じく糖度の高いぶどうが収穫できているということです。
甲府市中心部の歓楽街は、古くからの横丁がおもしろい。その一つ、「オリンピック通り」は最初の東京五輪が開かれた1964年にできた。 パリ五輪の今年、完成から60年を迎える。この横丁で最古参の居酒屋は「くさ笛」。樋口東洋子さん(83)が67年春、26歳で看板を出した。
「オリンピックの名が付く通りで店を持てて、うれしかったね」。東京五輪で金メダルに輝き、「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子バレーチームの勢いと、「東洋子」の名前を重ねて意気揚々と店を始めた。
開店当時は東京五輪の2年半後だったが、酔客とは「東洋の魔女」の話題で盛り上がった。なんといっても主将だった河西昌枝さんは山梨県出身。その後も夏の五輪が近づくたびに、カウンターを挟み、郷土のヒロインの思い出話に花が咲いた。
女性の格好をしてみこしを担いだ男性たちが、川が氾濫しないことを願い堤防を踏みしめながら練り歩く伝統の祭り、「おみゆきさん」が行われた。「おみゆきさん」は、笛吹市一宮町の浅間神社の例大祭「大神幸祭」の通称で、甲斐市などを流れる釜無川の氾濫を鎮めようと平安時代に始まったとされている。浅間神社の女性の神様と一体になろうと、担ぎ手の男性が女性の格好をしていることが特徴です。午前中、浅間神社で神事などが行われ、午後からは、甲斐市でみこしをかついだ男性たちが「目的地はもうそこだ」を意味する、「そこだい」という独特のかけ声をかけながら、釜無川の堤防を踏みしめるように練り歩いた。このあと宮司などが「水神」と書かれた小さな石を川に向かって投げ、水害が起きないよう祈っていた。なおNHKアナウンサー小田切千も取材で神輿を担いだ。
戦国武将、武田信玄の命日の12日、信玄や配下の武将にふんした騎馬行列が甲府の街を練り歩いた。
騎馬行列は、毎年、武田信玄の命日に合わせて行われていて、ことしは、信玄役を甲府市出身のモデル、高瀬真奈さんが、配下の「武田二十四将」を公募で選ばれた人などが務めた。