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ちょっくらよっていけし   

100キロ競歩大会

100キロ競歩大会の思い出。甲府工業伝統行事。

毎年秋に開催されている甲府一高男子強行遠足が、長野県小諸市までの100キロに延長される見通しとなった。
という新聞記事を見て我が甲府工業の強歩大会のことを思い出した。
それは今から60年前の私が1年生の時だった。
校庭を夕方6時に一斉スタートして長野県辰野まで24時間かけて歩く、まさに強行軍の強歩大会だ。
そのコースの沿道で事件は起きた。真夜中、県境を越え長野県に入ると一部の先輩が沿道で悪ふざけをして翌〃日の信濃毎日新聞に事件として大きく報道されて大騒ぎになってしまった。
それを以後、甲府工業の強歩大会は中止になった。昭和27年頃から始まった伝統の強歩大会は1年ごとにコースを変えていた。
東は大月・高尾方面   南は身延・富士方面   北は上諏訪・辰野方面何れも帰りは国鉄を利用して各自自宅に帰ることになっていた。
ことの顛末はわからないが、甲府工業の伝統行事が途絶えてしまったのは残念だった。 上諏訪、辰野方面の国道20号線は今みたいに舗装されていません。
また、車両も少なくのんびりしていました。チェックポイントや中継点でのサービスは父兄や先生方が煮炊きして励ましてくれました。
今でも良き思い出として脳裏にあります。


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