

日本陸上競技連盟は27日、リオデジャネイロ五輪代表選手を発表し、日本選手権の男子400メートル障害で優勝して代表入りが内定していた、南アルプス市出身の野沢啓佑選手(25)(ミズノ)が選ばれた。野沢選手は五輪初出場で、「ここまで指導してくださった先生方や関係者のおかげ」と話しており、高校時代の恩師からは活躍を期待する声が聞かれた。野沢選手は地元の県立巨摩高を卒業後に早大に進んだ。高校時代に指導した同高陸上競技部顧問の小林直樹教諭(61)は中学時代の野沢選手を見て、「ハードルを越える時の重心の移動がスムーズで、体がぶれない美しいフォームだった。必ず伸びると確信した」と話す。飛び抜けて足の速い選手ではなかったが、小林教諭が同高に誘った。野沢選手は練習場に一番乗りし、トラックにハードルを並べるのを日課にしていたといい、小林教諭は「陸上が大好きな、とにかく真面目で努力を絶やさない選手だった」と振り返る。技術を生かせる400メートル障害に専念させると頭角を現し、高校3年の時に出場した国体では同種目で3位になった。資料;読売新聞
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