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ちょっくらよっていけし   

野沢選手初五輪へ

 初五輪へ…400メートル障害  南アルプス市出身の野沢選手

日本陸上競技連盟は27日、リオデジャネイロ五輪代表選手を発表し、日本選手権の男子400メートル障害で優勝して代表入りが内定していた、南アルプス市出身の野沢啓佑選手(25)ミズノ)が選ばれた。野沢選手は五輪初出場で、「ここまで指導してくださった先生方や関係者のおかげ」と話しており、高校時代の恩師からは活躍を期待する声が聞かれた。野沢選手は地元の県立巨摩高を卒業後に早大に進んだ。高校時代に指導した同高陸上競技部顧問の小林直樹教諭(61)は中学時代の野沢選手を見て、「ハードルを越える時の重心の移動がスムーズで、体がぶれない美しいフォームだった。必ず伸びると確信した」と話す。飛び抜けて足の速い選手ではなかったが、小林教諭が同高に誘った。野沢選手は練習場に一番乗りし、トラックにハードルを並べるのを日課にしていたといい、小林教諭は「陸上が大好きな、とにかく真面目で努力を絶やさない選手だった」と振り返る。技術を生かせる400メートル障害に専念させると頭角を現し、高校3年の時に出場した国体では同種目で3位になった。資料;読売新聞


隣の家の愛犬「トム」
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甲州人国記(29)

甲州人国記  “文化づくりを担う” ⑭-1   昭和58年                               
奥秩父の山中からやがて甲府盆地を流れ、富士川に注ぐ笛吹川は、みやびた名にも似ず、しばしば大きな水害をもたらした。鋭い山ひだを縫って走る水が豪雨で鉄砲水となり、せせらぎを逆巻く濁流に変える。いまは石和町となった甲府盆地のド真ん中の富士見村は、明治四十年の笛吹川水害で壊滅的な打撃を受けた。畑と田のほとんどが砂にうまり、流出四十戸。同年のムラの収穫ゼロ。一人平均八十一円の借金を負い、不毛の土との格闘が続く。
富士見村村長をした農業稲村半四郎(76)は先年、聞き書きをもとに『富士見村70年の歴史』をまとめ、村人たちの苦闘史を掘り起こした。
稲村は、『ある農婦の一生』『農民のしあわせを求めて』『村に生きる先人の知恵』などの著作がある農村指導者である。笛吹川畔の簡素な住まいには、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の拓本が掛けられていた。その詩の道を稲村は歩いて来た。県立蚕業学校を首席で出た篤農青年は昭和初期、農民運動で投獄される。「お正月に刑務所ではタイの切り身や、リンゴが丸ごと出た。村では食べたことのないごちそうでした」。笛吹川の土手に立ち、毎夜、刑務所の方を見つめていたという病気の母は、出所前に死んだ。
「政党運動でなく、オレなりに村づくりを」という稲村の「オロオロ歩き」は、新生活モデル村、果樹のテニス村、として戦後花開く。「おんな衆に財布を持たせる運動」を二十年代にやったように、一歩、また一歩だった。
「本気に地域の歴史に学ぶことが文化づくりにつながる」と稲村は思う。人口二千百人の勝山村で、老人たちのザル学校や紬学校、臼ひき学校を開設して生きがいをよみがえらせている村長流石喜久巳(53)の試みも、地域文化を築く運動だ。広島生まれで日本被爆者団体協議会代表委員の山梨大教授伊東壮(53)は地域経済の研究者だが、「稲村さんたちの仕事を見ていると、原点―歴史と庶民の立場から経済社会をとらえ直す必要を痛感する」という。」        (敬称略)資料;朝日新聞

稲村   伊東

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笹子峠矢立のスギ

杉良太郎夫妻、大月の年事大祭に…笹子峠・矢立のスギ

俳優で歌手の杉良太郎さんが21日、大月市笹子町黒野田にある「身代わり両面地蔵菩薩ぼさつ」の年事大祭に参列し、地元住民らと交流を深めた。場所は国道20号の笹子トンネル入口左側に看板がある。地蔵菩薩は県天然記念物「笹子峠の矢立やたてのスギ」の近くに立っている。杉さんが2008年、矢立のスギを題材に、自ら作詞作曲した「矢立の杉」のCD発売を記念し、私費を投じて設置したものだ。以来、毎年、矢立のスギの無事や地元住民の安全などを祈願するために杉さんは現地を訪れている。この日は妻で歌手の伍代夏子さんも大祭に参列した。杉さんは「来年は10年目になるのを記念し、お守りを皆さんに配ることも考えています。皆さんも地蔵菩薩にお参りに来てください」と話していた。茨城の皆さん、帰省した折には立ち寄ってみて下さい。資料;読売新聞 
旧増穂町より望む 2016/4/27写す
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甲府工業専攻科

甲府工業専攻科  機械、電子2コース案 県が検討委に提示

山梨県が甲府工業高校への設置を決めている工業系専攻科について検討する委員会(委員長・清水一彦県立大学長)が23日、県庁で開かれた。県側は、新たな専攻科内に機械系と電子系の2コースを設けることや、1学年の定員を20人とする案などを委員会側に示した。提案によると、県内生徒の進学希望や企業からの採用ニーズを踏まえ、機械系15人と電子系5人の1学年計20人−−などとした。また、「デュアルシステム」と呼ばれる企業実習をカリキュラムに組み込む。1年次の後期には企業の製品製造工程などで週1日、5社で計15週にわたり実習し、2年次後期でも内定先の企業で技術を高める、などとしている。委員からは「県の地域性を加味して人材育成をするため、(甲府工業以外の)各地に専攻科を設けては」との意見や、「専攻科への進学希望者を増やす取り組みが必要ではないか」といった見解が示されたという。次回は7月26日で、中間報告をまとめる予定。資料;毎日新聞

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甲府工VS甲府商

甲府工VS甲府商…山梨大会組み合わせ

第98回全国高校野球選手権山梨大会の組みあわせ抽選会が23日、甲府市総合市民会館で行われた。大会5日目の14日組み合わせ決定には夏の甲子園出場8回の甲府工と同3回の甲府商が激突するなど、初戦から好カードが並んだ。順調に進めば24日に決勝が行われ、選手権(8月7日開幕・甲子園)出場校が決まる。甲府工と甲府商。
山梨の高校野球を盛り上げてきた公立の伝統校が初戦でいきなり対戦することが決まった。春は甲府工が8強、甲府商が3回戦敗退だったが、昨秋は甲府商が8強、甲府工は初戦敗退。今チームの実力は拮抗(きっこう)している。
公式戦での直接対決は、2010年の夏大会準々決勝以来、6年ぶりとなる。この時は甲府工が4―2で勝利している。昨秋から甲府工で指揮を執る前田芳幸監督(41)は、日川と戦って1点差で勝った昨夏の初戦に続く“伝統校対決”に「またですね」と苦笑い。それでも「初戦をどう戦うかがその後につながるので、思いきり勝負させたい」。
監督として初めて挑む夏を前に、表情を引き締めた。仲間と共に会場で抽選を見守ったエース右腕の清水寛太(3年)も「驚きはあるが、どこが来てもいい準備はしてきた。あとは戦うだけ」緊張感の中に手応えをにじませた。甲府商も負けてはいない。この春、北杜高から着任した宮崎文仁監督(51)は選手・監督席の最前列に座り、抽選の行方を見守った。甲府工との対戦が決まると「勝ち進めば、いつか当たる相手。気持ちが引き締まりました」と話した。夏大会を指揮するのは11年以来。「楽しみです。いい試合にしたいですね」と笑顔で会場を後にした。過去10年の対戦成績は甲府工の4勝2敗。07年夏の決勝は両校が対戦し、甲府商が6―2で勝っている。強豪同士の全力勝負で、今年の夏を盛り上げる。資料;スポーツ報知
昨年の大会から(甲府市 小瀬球場で)
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検査入院して

 検査入院して。

自宅から歩いて20分位のところに4階建てのきれいな病院がある。この病院の前はウオーキングでよく通っていたので親近感はもっていた。時々ドクターヘリも飛来してくることもあるので大事な病院であることはわかっていた。
くしくも今回ある症状で検査入院すことになった。短い入院で感じたことをいくつか挙げてみよう。まず、スタッフの皆さんの仕事が分業化されて効率的に仕事をしていました。そして先生をはじめ皆さん方が気軽に良く声をかけてくれました。当たり前の事かもしれないが患者にとってはその「ひと声」がとても心強くまたうれしく感じるものだ。
また看護婦さん達の事前、事後の説明はおざなりではなく親身に説明してくれたのには感心しました。かくして検査は無事終了した。「ここの主治医に身を任せておけば安心だね・・・」と、家内と話しながら感謝の気持ちで退院しました。

田園にそびえ立つ清楚な病院。(2016.6.24写す)
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五輪女子ホッケー

河村選手 夢の初五輪…女子ホッケー 代表最年少

リオデジャネイロ五輪ホッケー女子日本代表(さくらジャパン)のメンバー発表が14日、東京都内で行われ、山梨学院大3年の河村元美選手(20)が初選出された。河村選手は「五輪出場は夢。自分の持ち味を生かし、得点という形でチームに貢献したい」と決意を語った。さくらジャパンには他に同大出身3選手も選ばれた。河村選手は大阪府出身。ポジションはFW。身長1メートル57と外国人選手と比べ、小柄だ。同大ホッケー部女子監督のジョン・シアン監督(44)によると、スピードが持ち味で、どんな体勢でもシュートを打てるゴール前での高い技術と、シュートへの強い気持ちが特長で同大では1年からレギュラーを務めている。「常に冷静。1本のシュートで試合の流れを引き寄せることのできる選手」と評価し、五輪での活躍を期待している。河村選手は「五輪まで時間は少ないが、守備の強化を重視したい」と話し、「山梨で応援してくれている人に得点する姿をみせたい」と意気込んでいる。同大出身者ではロンドン五輪に続き2大会連続出場となるGK浅野祥代選手(29)、FW三橋亜記選手(26)が選ばれ、FW中島史恵選手(29)も初選出された。資料:読売新聞 
山梨学院大 川田球場 甲府市川田町
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富士川町の動画

富士川町の動画が日本のPRに   山梨

富士川町の動画が日本のPRに一役買って、世界に発信されることになった。8~9月のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの期間中、リオ市内に2020年の東京大会へ向けて日本の魅力を伝える施設が開設され、富士川町の動画も上映される。14日、町が発表した。施設は「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」。
総務省がブースを設け、「全国移住ナビ 自治体プロモーション動画コンテスト」でアクセスが上位10自治体の動画を外国人観光客向けに編集し、上映する。「英仏」「中韓」などそれぞれ二つの言語の字幕を3パターン準備し、計6言語に対応している。1本約5分で、各自治体の紹介は30秒程度だ。もとになった富士川町の動画は、巨大なユズが登場し、大法師公園のサクラや温泉を紹介する「発見!『ゆず』れない魅力 富士川町」。県内で1位、全国でも堂々9位だった。「全国移住ナビ」のサイトで見られる。町の担当者は「町の魅力を世界に発信し、訪日外国人の観光をすすめ、地域の活性化につなげたい」と期待している。
市川大門から眺めた富士川町
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甲州人国記(28)

甲州人国記  “受験文化の時代に” ⑬-1   昭和58年 
                              
文化放送会長、全国朝日放送会長で放送界にも大きな発言権を持つが、なんといっても「豆単の赤尾」のイメージが強烈だ。旺文社社長の赤尾好夫(75)。「豆単」、つまり『英語基本単語熟語集』は千二百万部売れ、『総合的研究』の方も二百五十万部。受験雑誌『蛍雪時代』も月三十万部をくだらない。昭和六年、郷土石和町の父親に借金して、東京外語大卒業以来手がけた受験指導の仕事だから、半世紀を越える。
「小林中さんに『山申会』入りを勧められ、私は財界人じゃなく出版人だから入りません、と断ったら怒られた」と笑う。少年のころから「文章で身を立てよう」と思いを定め、外語時代は校友会誌にファシズム批判の巻頭論文を書いて学生課長に注意された。クレー射撃の名手で、猟にまつわる近著『猟人夜話』を川上徹太郎は、「一芸の達人文章」とほめている。
「七十五を過ぎると人生余禄ですよ。念頭には毎年、声の遺書を吹き込む」。昨春、「親不幸をした」母親の生地一宮町に、「きてみれば桃紅に野を染めて夢路さまよう春のふるさと」の石碑を建てた。反骨の論客だった旧日川中時代、同級生の親友に建設事務次官、水資源開発公団総裁をした山本三郎(73)。須玉町育ちの名古屋放送社長川手泰二(71)は、朝日放送の名うての事件記者だった。豪放さが持ち味。(敬称略)資料;朝日新聞
東八代郡英村(現笛吹市石和町) 出身
赤尾

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トライアスロン

トライアスロン佐藤選手 甲府での成果、リオで

リオデジャネイロ五輪のトライアスロン女子日本代表に選ばれた佐藤優香選手(24)(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)が13日、甲府市役所に樋口雄一市長を訪ね、出場を報告した。佐藤選手は「甲府で積み上げてきたことをリオで発揮したい」と健闘を誓った。佐藤選手は同市など県内を練習拠点とし、昨年7月には甲府市をPRする「甲府大使」を委嘱された。佐藤選手は「山梨は自転車の練習に必要な上り坂も多く、とても恵まれた練習環境。『オリンピック、頑張って』と声をかけられるのがとても励みになる。8位入賞を目指したい」と笑顔を見せた。五輪は8月5日に開幕し、トライアスロン女子は20日に行われる。佐藤選手はヨーロッパやカナダの大会に出場しながら本番に向けて調整するという。資料;読売新聞

庭のカタバミ (2016.6.20写す)
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消防指令センター

「いばらき消防指令センター」(水戸市内原町)
 
消防のデジタル無線化に伴って、県内20の消防本部への119番通報を一括して受け付ける「いばらき消防指令センター」(水戸市内原町)が今月、本格運用を始めた。広範囲から通報を受信することで、出動時間の短縮や災害時の情報共有へ期待が高まるという。これまで119番通報は、県内の各消防本部ごとに受信し、消防車や救急車を出動させていた。新たに指令センターで集約されることで、自治体の垣根を越えて出動の要請ができるようになり、現場に消防車や救急車が到着するまでの時間の短縮が期待できる。また、固定電話などからの通報では、相手が通報場所を通知しなくても、自動で場所が特定できる。携帯電話からの通報でも、GPS(全地球測位システム)から位置を絞り込むことが可能になったという。このほか、新しくなった消防のデジタル無線回線を使って、大規模災害発生時には被害状況の映像など容量の大きいデータを、市町村や医療機関などと迅速に共有できるようになる。資料;朝日新聞
今朝のアジサイ(2016.6.20写す)
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高齢者運転の死亡

 高齢者運転の死亡事故急増   茨城県

65歳以上の高齢運転者が第一当事者となる交通死亡事故件数が急増している。今年は5月30日現在で、昨年1年間と比べて13件増の20件。交通死亡事故全体の29・4%に上ることが、県警のまとめでわかった。県警交通総務課によると、今年の20件を違反別でみると、脇見漫然が最多の5件。右側通行は4件、一時不停止は2件で、それぞれの違反が占める比率は、他の年齢層が4・2%、2・1%であるのに対し、高齢者は20・0%、10・0%となった。身体機能の低下に伴い、危険の認知が遅くなり、標識の見落としなどにつながったとみられる。また、20件中17件が時速50キロ以下の低速度で発生している。運転免許証を持つ免許人口のうち、高齢者が占める割合が増加傾向にあり、近年は2割を超えている。こうしたことも高齢運転者による交通死亡事故が増える背景となっている。
同課の遅沢隆夫管理官は「講習会の参加者の声を広め、地域で安全運転への意識を持ってほしい」と話している。
資料;読売新聞

アヤメ(2016.5.23写す)
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サドヤの赤ワイン

サドヤの赤ワイン 銀賞

◆英の国際コンクール
甲府市北口のワイナリー「サドヤ」が醸造した赤ワイン「サドヤ マスカット・ベーリーA樽貯蔵2014」がロンドンで開催された国際コンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワーズ2016」で銀賞を受賞した。10日、同社が発表した。日本の赤ワインが銀賞に選ばれるのは初めて。同社によると、国産の赤ワインでは多く使われている「マスカット・ベーリーA」というブドウは、ワインになった時、キャンディーのような甘い香りが特徴だが、ヨーロッパでは好まれず、これまで評価は低かったという。同社ではブドウの収穫時期を10日ほど遅らせて糖度を高めることでラズベリーのような香りと豊かな果実味を実現し、木だるでの熟成によるバニラのような香りともうまく調和させた。同社の今井裕景ゆうきょう取締役は「日本の赤ワインの実力を証明できたのではないか」と話している。
7月1日の発売を予定。720ミリ・リットルで2160円(税込み)。資料;読売新聞

忍野八海から眺めた富士山
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NMGゴルフ

第335回NMGゴルフコンペを行いました。
(那珂カントリ倶楽部メンバー&日立製作所水戸工場OB)

早いもので今回で335回の大会です。
期日 :6月14日(火)
場所 :  那珂カントリ倶楽部
コース: 中⇒東
天候:  晴れ
<成績>
優勝     秋山 郁也
2位     大塚 静男
3位     米山 三美
4位     石田 周二 
5位     村上 博靱 
6位     根本 文雄
7位     渡辺 敬一郎
8位     市野沢 伊司
9位     大峡 明
10位    船田 健夫     

ドラコン   米山 三美×3    村上 博靱
ニアピン   市野沢 伊司      村上 博靱  大塚 静男
  
朝方まで降り続いた雨も止み、時間がたつにつれ絶好のゴルフ日和となった。さて、今回は10名のエントリーで久々にメンバーが集まった。優勝は若い秋山さんだった。大塚さんと米山さんが同点となり年齢上位で大塚さんが2位になった。石田さんと村上がタイとなり石田さんが4位を獲得した。1打差で順位が変わり、いまさらながら上がってみれば1打の重みがわかってきた。そのくらい皆さんの技量が同じになって来たのだと思った。

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甲州人国記(27)

甲州人国記  “映画に燃やす情熱” ⑫-2   昭和58年                               

おとぎの国の館めいた東京・品川の本社で辻信太郎は、六千種類という商品の地域別、時間別売上高を見分けたりするコンピューター工房の「王様」めいていた。「心の商品化」をうたって、小猫(ハローキティ)や小犬のデザインをあしらった製品は、お祝いカード、文房具からカメラ、時計、電卓に及ぶ。小猫のヘヤードライヤーや、ペンギン形の電気冷蔵庫も。国内外で年商五百六十億円、千百人が働く。
「あなたは、金の日はロマンチスト、銀の日はレアリストいわれましたよ」。自分でアニメ映画の原作も書き、アカデミー賞の記録映画『愛のファミリー』や『キタキツネ物語』を作る。ソロバンは合っていない映画作りだが、菊島と組んだ『父と子』にも営利主義への妥協はない。
黒澤明の『七人の侍』で若い農民・利吉を演じた土屋嘉男(55)は、「同郷の菊島さんと一緒の仕事がやりたいですね」。塩山市上於曽の旧家に育ち、「父は私が医者をやっていると思っていますよ」。父の節堂は、甲斐郷土史の草分け。著作『甲斐史』と選集六巻が近年復刻された。「これからほんとの仕事だ」といっていた敗戦後、急逝。山梨医專へ通っていた土屋は、「やりたいことをやってやれ」と俳優座へ入る。甲府爆撃で死んだ焼死体の解剖が、いやでたまらなかった。
黒澤明に愛され家族並み待遇。映画バカ一代の自分に、武田の武将だった祖先のノーテンキ(ケタ外れ)の血を感ずるという。竹ヤブがそよいでいた大菩薩のふもとの家屋敷は人手に渡り、いまスーパーマーケット。土屋は綿菓子機械を買って庭で回し、故郷の空の雲のような郷愁の綿菓子を食べる。「バカジャンネと姉たちにいわれますよ。甲州方言にひかれるなあ」
映画といえば、鬼才といわれる監督村保造(58)は甲府の商家育ち。作家三島由紀夫と東大法学部の同級生で、三島主演の映画も撮った。冴(さ)えた目で、人間世界の深淵(しんえん)をのぞく。
(敬称略)資料;朝日新聞 

辻   土屋               
 

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小児がん陽子線

小児がん陽子線治療 家族と宿泊、経済負担軽く

今年4月から保険適用となった小児がんの陽子線治療へのニーズに応えようと、筑波大附属病院(つくば市)近くに、治療を受ける小児がん患者と保護者が宿泊できる施設がオープンし、3日、開設記念の式典が同病院で行われた。
「治療を受ける家族の経済的負担を減らし、治療中もだんらんを持つことができれば」と、関係者は期待している。
陽子線治療は、がん細胞を狙い撃ちして放射線を当てるため他部位への負担が少ない利点があるとされる。筑波大は1983年、高エネルギー加速器研究機構(同市)の加速器を利用して臨床研究を開始した。一貫して小児がんの治療に重点を置いており、全国から患者が治療に訪れる。今回の保険適用で、患者の増加が予想される。同病院によると、国内の小児がん患者のうち、年間約800人が放射線治療が必要で、さらにこのうち200~400人は陽子線治療が必要と考えられている。同病院では今年度、全国から100人以上の患者を受け入れる予定。抗がん剤を併用しない場合は通院となるが、数度に分けて陽子線を当てるため、治療には約1~2か月かかる。この間、短期賃貸マンションやホテルに滞在する家族もおり、経済的負担が大きいのが課題だった。今回は、不動産業を展開する一誠商事(五十嵐徹社長)が協力。病院から徒歩約5分にあるアパートの2室を、オーナーの了解を得て借り上げ、宿泊施設として病院側に提供した。駐車場込みで1日1600円。松村明病院長は「5時間かけて通院する家族もいる。5分で治療が受けられるという、いい環境を整備していただいた。今後も一緒に進めていきたい」と述べた。資料;読売新聞

今朝のタランチュラ
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高校野球山梨大会

高校野球山梨県大会  36校参加、7月9日開幕 

第98回全国高校野球選手権山梨大会(朝日新聞社、県高野連主催)の日程が9日、正式に決まった。36校が出場し、7月9日に開幕する。決勝は24日に予定されている。組み合わせ抽選会は今月23日に開かれる。開会式と決勝戦がある甲府市の山日YBS球場で29試合、富士吉田市の北麓球場で6試合が予定されている。シード校は8校。
春の県大会で4強入りした東海大甲府、日本航空、山梨学院、都留がAシードで、8強入りした富士学苑、日川、日大明誠、甲府工の4校がBシードになる。優勝校は8月7日に兵庫県の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。
開幕戦の始球式では、カーリングの小穴桃里(こあなとうり)さん(21)が投手を務める。小穴さんは甲府市出身で、2月の日本選手権で準優勝した「チーム富士急」所属。

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PGAシニアゴルフ

シニアゴルフトナメント観戦する。 スターツ笠間ゴルフ倶楽部(旧笠間東洋)。

本年度のPGAシニアツアー第4戦(第17回スターツシニアゴルフトーナメント)が6月10日から12日の3日間スターツ笠間ゴルフ倶楽部おこなわれた。一日目は同窓会の山村正英先輩と観戦し、2日目は家内と、3日目はテレビ観戦となった。大会は始めから和やかな雰囲気で行われて、時には選手同士のハイタッチがあったり、見ていても楽しかった。結果は崎山武志選手が13アンダーで優勝、2位は1打差で田村尚之,汪徳昌(台湾)だった。
 




 

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とくいの銀行

「とくいの銀行」誕生5周年  頭取の深沢孝史さんは山梨県出身。

個人の得意なことを現金のように出し入れできる銀行が、取手市の井野団地にある。その名も「とくいの銀行」。とある男性芸術家の発案で平成23年3月に誕生した。いわば実用性の高い「芸術活動」だ。住民の交流を育み、何か行動を起こすきっかけになっている。今年で5周年を迎え、「銀行」のノウハウを伝えるための活動も始めるという。
とくいの銀行は、団地の一角にあるコミュニティーカフェ「いこいーの+Tappino(たっぴーの)」内で運営し、誰でも無料で利用できる。自分の得意なことを預けるには「貯金」ならぬ「ちょとく票」と呼ばれる用紙に記入するだけ。楽器の演奏や子猫のしつけ、健康チェックなど、そのリストは現在、約400件に上る。希望者は「引き出し」の申し込みを行い、「銀行員」が仲介に入って交渉が行われる。発案したのは「頭取」を務める北海道在住の芸術家、深沢孝史(たかふみ)さん(32)山梨県出身。取手市で公募作品の展示やアーティストの紹介を行う平成18年開催の「取手アートプロジェクト(TAP)」に参加した1人だ。当時のTAPに関わったアーティストら約10人が22年12月、再び何かをしようと集まった。話し合いの中で出た深沢さんの体験談が、とくいの銀行を立ち上げるきっかけになった。その体験とは、浜松市で障害を持つある少年のためのスペースを作る取り組みだ。少年の母親が所属するNPO法人の活動の一つで、同法人にスタッフとして携わった深沢さんは、障害者に好きなことができる自由な空間を作ってあげたいと思ったという。底流にあるのは「個人のため」という発想だ。 資料;産経新聞
ひたちなか市国営「海浜公園」にて。2016.6.2写す
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白いクラウン

「白いクラウン」よみがえる…山梨トヨタが修繕

◆70年式3代目 高級感 甲府市宝の山梨トヨタ自動車本社の1階に、新車当時の状態に復元された1970年式「クラウン」が展示されている。同社の創立70周年の記念事業。県内の車庫に眠っていた車両を所有者から買い取り、昨年末から約半年かけて修繕したという。復元されたのは、3代目クラウン(排気量1998cc、2ドアタイプ)。初代、2代目が法人向けだったのに対し、3代目は高級感や「白いクラウン」というキャッチフレーズで個人向けに人気を博したという。同社の保坂英治・車両業務課長は「当時のお客さまには懐かしんでもらい、若い世代には車に興味を持つきっかけになれば。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」とPRしている。今回のクラウンは19日まで本社に展示。その後、県内8店舗でも順次展示する予定という。資料;読売新聞

富士川町から眺めた富士山
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猿橋遊覧船

猿橋遊覧船客 予想超す 三遊亭小遊三がPR.

大月市にある国の名勝・猿橋の下を流れる桂川で4月から始まった遊覧船(ラフティングボート)の乗船客が5月末現在で予想を上回る605人だったことが分かった。7日に開会した6月市議会定例会で石井由己雄市長が明らかにした。遊覧船は大月市の地域おこし協力隊員の鈴木涼平さんが猿橋周辺の観光振興を目的として4月9日から運航を始めた。土、日、祝日に予約制で運航し、空きがあれば当日でも乗船できる。1艇のボートに案内人(1人)を含め8人まで乗船でき、1日6回運航している。1回の乗船時間は約40分。料金は1500円。5月の大型連休期間中は多くの観光客が訪れ、2艇態勢にし、5月3日には104人が乗船した。鈴木さんは「初年度とあってどれほどの乗船客があるか想像もつかなかった。やってみて多くのお客さんに乗っていただき、手応えを感じている。名勝・猿橋の素晴らしさを知ってもらうために、もっと多くのお客さんに乗ってもらいたい」と話した。石井市長は「遊覧船事業が名勝・猿橋を中心とした観光事業や地域の活性化につながるよう支援していきたい」と話している。なお猿橋遊覧船は大月市出身の三遊亭小遊三(都留高―明治大)が笑点などでPRした。資料;読売新聞 
日本三大奇橋の猿橋
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甲州人国記(26)

甲州人国記(26)  “映画に燃やす情熱” ⑫-1   昭和58年 
                              
敗戦後の若者たちが背負った重荷と哀切を、木村功演ずる犯罪者を通して描いた映画『野良犬』。
シナリオ作家菊島隆三(69)は、黒澤明が監督したこの一作で世に出ている。
『男ありて』『六人の暗殺者』『女が階段を上る時』『用心棒』『天国と地獄』『赤ひげ』。
菊島の作品をたどってくると、並みでない現実凝視力を持った作家のさめた目が浮かんでくる。
「甲府の菊島さん」と呼ばれた代々の呉服問屋の生まれ。
文学少年は、「小説家なんてヤクザな商売はダメだ」といわれて育った。
「どうもうけるかの話しか聞けない環境でした」。
旧制甲府商業を出て文化学院に進むが、父亡き後、兄にも逝かれ、次男は家業を継ぐ。
帳場に座って「活字を見てれば時間が過ぎる」と文学書をむさぼり読む。「蔵まで売って、気が狂ったかといわれましたよ」。けれど「門前の小僧」は、実業の世界の才覚と機敏を読み取る目を育てていた。
「鉄道、電気事業には体当たりしていった初代甲州財閥のエネルギーを映画にしたい」
菊島の最新作は、同郷のサンリオ社長辻信太郎(55)が勧進元となった映画『父と子』(原作・水上勉)のシナリオである。
監督も甲府出身の保坂延彦(38)
化学工業の専攻の辻は、元県庁役人。奇才縦横の型破りで、公務員の規格にははまらず、三十五年、サンリオの前身会社を一人で創設した。
ハイカラでかれんなアイデアを売る資本金百万円の会社は、あっという間に急成長する。
(敬称略)資料;朝日新聞                           
  

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茨城港常陸那珂港

茨城港常陸那珂港区に耐震岸壁が完成、ひたちなか市

国と県が整備を進めていた茨城港常陸那珂港区(ひたちなか市)の中央埠頭(ふとう)に水深12メートルの耐震強化岸壁が完成し、完成・供用式典が開かれた。整備されたのは中央埠頭国際物流ターミナルの岸壁270メートルで水深12メートル。7万5千トンクラスの貨物船が接岸できる。これにより、建設機械や自動車を運ぶ「RORO船」が2隻同時に接岸することが可能となり、輸送の効率化につながることが期待される。同港区は常陸那珂有料道路の常陸那珂港インターチェンジに近く、付近には日立建機やコマツの大手建設機械メーカーの工場が多い。貨物の取扱量は年々増加しており、新しい岸壁の完成で需要増を目指す。式典で橋本昌知事は「当初の計画の1年前倒しで完成した。引き続き2バース目の整備促進など、港湾機能の充実を国に要望するとともに荷主企業の拡大や航路誘致でさらなる利用促進に努めたい」と語った。資料;産経新聞

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観光客3千万人

観光客3000万人超 2年連続  山梨県

県のまとめによると、昨年1年間に山梨県内を訪れた観光客数は前年比4・8%増の3146万1975人で、2年連続で3000万人を突破した。韮崎市出身の大村智・北里大特別栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことが観光客増の一因になっているという。調査は、県が県内の観光施設など379か所を対象に実施し、観光庁が調査した県内の宿泊施設1311か所の宿泊者数も加味して算出した。県観光企画課によると、月別では大村さんの受賞が決まった昨年10月の観光客数は314万2961人で、前年比18・3%増だった。圏域別では、富士・東部が全体の約半数を占め、1487万8779人(前年比7・3%増)。峡中は464万9644人(同5・9%増)、峡南は223万9088人(同7・1%増)、韮崎大村美術館(韮崎市)などがある峡北は406万1318人(同0・4%増)、峡東は563万3146人(同0・3%増)と、全ての圏域で増加した。昔から富士山を見ると”なごむ心”が観光客をのばしている要因だと思う。資料;読売新聞

南アルプス市十五所から眺めた富士山
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ミケランジェロ展

ミケランジェロ展、2万人突破  県立美術館

甲府市貢川1丁目の県立美術館で開催中の「ルネサンスの巨匠 ミケランジェロ展」(朝日新聞甲府総局など後援)の入場者数が3日、2万人に達した。2万人目となった同市朝気2丁目の元県職員永井英男さん(75)と妻の洋子さん(74)に、上島達史副館長から記念に作品のレプリカや図録が手渡された。12日までの期間中に、目標より200人多い2万5千人が入場する見通し。趣味で油絵を描くという英男さんは「(県立美術館には)月2、3回来ているが、こういう機会は初めて」と驚いていた。夫婦で本場イタリアのフィレンツェを旅し、ウフィツィ美術館やミケランジェロ広場を訪ねたこともある。洋子さんも「地元開催なので来たかった。幸運に恵まれてうれしい」と喜んでいた。
ミケランジェロ(1475~1564)は彫刻、絵画、建築などで優れた作品を残したルネサンス期を代表する芸術家。完璧主義者だったことから死の直前に大量の素描を焼いたが、今回の展覧会では数少ない直筆の素描や習作を含む計75点を展示。システィーナ礼拝堂の天井画制作の苦労を記したイラスト入りの手紙もあり、創作過程の一端を垣間見ることができる。資料;朝日新聞

甲府城(舞鶴城)の謝恩塔
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山梨県立中央病院

山梨県立中央病院でがん手術支援ロボット導入 前立腺ガン手術に導入。

県立中央病院(甲府市富士見)は今月、腹腔鏡手術で医師の“手”となる米国製で最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチXiシステム」を保険適用できる前立腺がん手術に導入。報道陣に2日、公開した。腹腔鏡手術は、開腹手術に比べ出血量が少ないことなどが利点とされるが、ロボット導入で出血量を10分の1に減らせるほか、手ぶれ防止機能や3D立体画像により、手術の精度を上げられるという。来年以降、腎臓がんなどにも利用を広げる。手術中、医師は手術台から数メートルの場所で操作装置を動かし、自分の手の代わりに、手術台の上で稼働する4本のロボットアームに取り付けられた鉗子、内視鏡、電気メスを操る。アームは人の関節のように折り曲げが自在な構造で、患者の胸部から腹部まで対応できる。ダビンチについて、担当する泌尿器科の横山仁・副部長は、「手術精度の向上、出血量の低減のほか、入院日数も4日程度短い10日未満にできるため患者負担が軽くなる」と意義を説明する。同病院によると、平成27年に前立腺がんと診断した患者数は約70人で、実際に開腹手術を受けたのは約10人。横山副部長は「がん患者全員が手術するわけではないが、最近はロボット支援ができる病院を指名して入院する患者もいる」と話す。ダビンチXiの導入費用は約3億5千万円。このほか手術ごとに交換品の費用が約20万円かかるという。前モデルの「Si」はアームの太さが「Xi」の2倍強もあり、手術支援できる部位が限定されていた。「Xi」は国内ですでに、26台が稼働しているが、甲信越3県では今回が初めての導入となった。資料:産経新聞

「ダビンチ」を導入した山梨県立中央病院。甲府工業の近くにある。これで前立腺がん手術は安心してできる。
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山梨県高野連会長

山梨県高野連会長・浅川英三さんを紹介します。 
 
ーー4月から県高野連の新会長に就任されました。今後、どういった取り組みを考えていますか。子どもたちに野球の楽しさを伝えていくことです。少子化が進み、スポーツの選択肢が増えたことで野球の競技人口が減っており、県内の野球のレベルアップのためにも必要です。ーー野球を始めたきっかけは何ですか。小学校の頃から、友達とソフトボールには触れていました。中学生になる頃、テレビで巨人軍の王貞治や長嶋茂雄が活躍しているのを見て、「自分もあんなふうにできたら」と夢を持ちました。ーー高校球児だった時代を振り返って。中学時代は軟式野球、陸上、スケートなどに取り組み、高校では野球を本格的にやりたいと思いました。高校3年生の時、通っていた学校が2校に分離した影響でグラウンドが使えなくなりました。それでも勝負の世界であり、相手との力の差が目に見えてくると、つらいことも当時はたくさんありました。ーー大学卒業後、高校からの夢だった野球の指導者となり、山梨に帰ってきました。
最初は技術指導で苦労し、毎日が勉強でした。その後、数年がたち、「野球に恩返しがしたい」と言って高校で野球部の監督やコーチになった教え子もいました。生徒の人生に何らかのよい影響を与えられたという意味で、野球指導者になってよかったと思いました。ーー山梨大会を前に選手に伝えたいことは。熊本県では地震によって野球ができない高校生もいます。何不自由なく野球ができることに感謝して練習に取り組んでほしい。1957年、旧大泉村(現北杜市)生まれ。旧峡北高(現北杜高)で野球に本格的に取り組み、筑波大も硬式野球部に所属した。82年教員採用。農林高、峡北高、甲府一高、北杜高で監督やコーチを務めた。昨年4月に北杜高校長、県高野連副会長に就任。今年4月からは県高野連会長。 資料;毎日新聞

創立100周年を迎えた北杜高校。
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Uスポーツクラブ

永島昭浩氏、山梨2部テクニカルアドバイザー就任

サッカー元日本代表FWの永島昭浩氏(52)が、甲府市に拠点を置くサッカークラブ「Uスポーツクラブ山梨」のテクニカルアドバイザーに就任することが29日、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーから発表された。
同クラブはC大阪などで監督経験のある塚田雄二氏が代表を務め、現在は山梨県リーグ2部に所属し、2025年にはJ3昇格を目指している。塚田氏から要請を受けた永島氏が、今後はトップチームを中心に指導していく。任期は17年1月1日まで。日本協会国際委員、サッカー評論家、スポーツキャスター、日大大学院生に加え、5つ目の肩書を担う永島氏は「山梨県から新たにJリーグ、世界に通用するチームを作るという塚田代表の考え方と情熱に、少しでも力になりたい。さらに日本サッカー界が盛り上がれるように取り組んでいきたい」とコメントした。資料;日刊スポーツ

「中田英寿氏がモデル?」 サカーの町 JR韮崎駅前で
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甲州人国記(25)

甲州人国記  “映像の世界さらう” ⑪-2   昭和58年                               

かげりの深い青春像を映像に刻む根津甚八も三十五歳。歯科医の父は山梨市生まれで、一族には著名な漢学者もいた。根津は、母の実家がある都留市下谷の生まれで、小学校二年まで育つ。繊細な表情、いちずな、ともいえる目の色だ。「少年時代から自意識過剰なハグレ者。他人の視線に刺され、監視されている感じでガンジンガラメでした」
それが、日大三高二年の時、文化祭で二人だけの不条理劇を演じて振っ切れた。「芝居をみられることを承知で演ずることで、他人との世界が縮まった。開放されたんですね。人並みになった、という感じでした」。小さな声でトツトツと語る。芝居との出合いが人生を変えたとしたら、その道を歩むしかない。独協大を中退し、脚本に感動した唐十郎の「状況劇場」に九年。主役俳優だった。「全然食えはしないけど、芝居と『状況』運動の二つしか考えられませんでした」
NHKドラマ『黄金の日々』の石川五右衛門役で、若い女性のアイドルとなる。五十四年独立宣言。「唐さんの目でなく、自分の目でモノを見られるようになったことは、いいことだと思います。自分で切り開くしかない。ベビーブーム、受験地獄、全共闘をくぐり抜けて来たぼくらの世代を、なんとか表現したい」。「一生懸命生きながらずれちゃう人、ぶきっちょな人間を演じていきたい」ともいった。感性鋭い役者である。
甲府市出身の当代の人気者に、歌手の田原俊彦(21)。一昨年の甲府公演では、ケガ人が出るほどの過熱人気だった。映像時代のお落とし子も、もうすぐ二十二歳。大人への道が待っている。
塩山市出身のシナリオ作家竹内勇太郎(62)は、昨年七月でテレビドラマ執筆の「休業宣言」をした。この二十数年間に、『赤胴鈴之助』『東京の人』『三匹の侍』など三千本。「ノルマに追われて消耗品になってしまう。ここらで出直さなければ」。甲州ゆかりの『樋口一葉』の戯曲に取り組む。
(敬称略)資料;朝日新聞
根津  稲村

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関東大会壮行会

 H28年度 関東大会の壮行会が行われました。 甲府工業

体育館にて関東大会壮行会が行われました。次の10部が出場します。

陸上駅伝部
空手部
弓道部
剣道部
山岳部
自転車部
柔道部(男女とも)
新体操部、
バレー部、
ボクシング部
本校の代表として、また山梨代表として頑張ってきて下さい!
       
第68回山梨県高校総合体育大会(高校総体)の結果<主な種目の優勝校>サッカーは男女で日本航空(男子6年ぶり3度目)、ラグビーは日川(12年連続51度目)、バスケットボール男子は日本航空(3年連続4度目)、ハンドボールは男女で駿台甲府(男子11連覇、女子3連覇)、バトミントンは男女で甲斐清和(6連覇)など。学校対抗は優勝:日本航空(3年連続5度目)2位:山梨学院、3位:甲府工業
  

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