

市川三郷町上野の表門神社の春の例大祭である御幸祭が2日行われ、恒例の「川渡りみこし」が芦川を渡った。
お化粧をして白い衣装を身にまとった約25人の若者がみこしを担ぎ、約1キロ離れた同町市川大門の御崎神社に向けて出発。
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ヨイトメント・ヨイトメントと声を上げながら、町内を練り歩き、芦川に差し掛かると掛け声とともに勢いよく冷たい川に入った。
川渡りみこしは1650年代に、後陽成天皇の第8皇子良純親王が橋の上でみこしを見物していたことから、担ぎ手が橋を渡るのをためらい、川に入ったことが始まりとされる。
この祭りは4月の第一日曜日に行われ近郷近在から川渡りを一目見ようと集まってくる。

