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ちょっくらよっていけし   

ワインの生産出荷量

ワイン生産・出荷は山梨県トップ 昨年度調査 ワイナリー数も81軒

 国税庁がまとめた「国内製造ワインの概況(平成28年度調査)」で、本県は原料が国産ブドウ100%の「日本ワイン」の都道府県別の生産量と出荷量で、昨年に続き1位になった。日本ワインに特化したデータ公表は初めて。ワイナリー数も国内トップを堅持。全体の約3割を占める81軒だった。
 「日本ワイン」の分類は平成27年10月に創設。調査は今年3月末、全国283のワイナリーに実施。244軒が回答した。
 調査結果によると、本県の日本ワインの生産量は5510キロリットルで、全国(1万6638キロリットル)の約33%を占めた。このうち、今年度に市場に出す出荷量も5422キロリットルで、全国(1万5849キロリットル)の約34%を占めてトップだった。
 ワイナリー数は全国で計283軒。農業の6次産業化や近年の日本ワインブームを反映し、全都道府県に所在している。果実酒製造場数も388軒で、前年から21軒増えた。
 1人当たりの果実酒の消費数量は、本県は東京に次ぎ2位だった。
 一方、原料が輸入果汁のワインを含む「国内製造ワイン」では、本県は生産量1万3858キロリットル(全国の約16%)、出荷量2万7120キロリットル(同21%)で、いずれも3位だった。

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