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ちょっくらよっていけし   

渕上照生さん

早川の木と人に魅せられ 彫刻家・渕上照生さん(51)

 --どんな活動をしていますか。

 早川町で1992年から、主に早川町奈良田地区で採れる木材で作品を創っています。重たく硬いカバ科のオノオレカンバという木を使い、生命や自然をテーマにした抽象的な作品を制作しています。

 東京都に住んでいた頃は流線型のフォルムをした抽象作品が多かったのですが、早川町に住み自然を身近に感じることで作風が変わりました。春は植物の成長を身近に感じ、秋には台風の影響を受ける。自然の力に圧倒される日々を形にしたいと考えました。2010年に発表した「森の生命」は、炎のゆらめきをイメージして彫り、生命の力強さを表現しました。

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