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旧森家住宅主屋

「旧森家住宅主屋」、登録有形文化財へ

 国の文化審議会(佐藤信会長)が18日、東京都内で開かれ、山梨県山梨市落合にある個人所有の民家「旧森家住宅主屋(きゅうもりけじゅうたくしゅおく)」を登録有形文化財(建造物)に追加するよう柴山昌彦・文部科学相に答申した。これで県内の登録数は計134件になる見込み。
 1919(大正8)年、敷地の中央北寄りに南向きに建てられた平屋で、延べ床面積約244平方メートル。昨年改修が施されている。
 山梨県教育委員会学術文化財課によると、切り妻造りの主体部に入(い)り母屋(もや)造りの座敷部をL字形に連ねた形で、主体部は東側に土間、西側に4室が設けられた伝統的な間取り。座敷部は天井が高く間口も広く、「式台玄関」を備えるなど格式が高い造りになっている。山梨県峡東地方の民家の建築様式の移り変わりをよく示しているという。
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