

甲州市や山梨市で干し柿に加工される「甲州百匁(ひゃくめ)柿」の収穫がたけなわだ。百匁(もんめ)は約370グラムだが、大きい柿は500グラムもある。約4メートルまで届く剪定(せんてい)ばさみを使い、地面に落とさないよう枝ごと切る姿も。
山梨市牧丘町の「牧丘フルーツセンター」は、干し柿と生での販売を手がけている。日原英彰代表(66)によると近年、生で買い求める客が増えている。「干し柿の作り方を教えてあげると、20個求めたお客さんが次は300個買ってくれたりします。近所に配り喜ばれるそうです」。
甲州市の干し柿産地では昨季、11月上旬の雨と季節外れの暖かさのため、加工中の干し柿の8割でかびによる被害が出た。日原さんも3トンを廃棄した。「今年の冬は順調に冷え込んでくれると信じています」資料;朝日新聞


